前回、

立場の違いにより発生するギャップ、

とりわけ、

経営者と従業員との間で生じるギャップに関して、

双方(及び第三者)が

そのギャップを埋めるための努力を行うことが大事ではないか

というお話をいたしました。

今回は、

そのギャップを埋めるのには、

ビジョンを明確にすることが大事ではないかというお話。


ビジョンとは

企業としての、組織としての、

目的や価値観、未来のイメージを表したもの。

一言でいうと

「あり方」(To be)を示したものだと思います。


これが一つの生命体としての組織を一つにする唯一のもの

(「一」だらけ・・・)

と言っても過言ではないと言えるのではでしょうか。


もしそうであるとするならば、

なるべく組織を構成する全員が

納得できるものであることが望ましく、

経営者や従業員が一緒になって

企業としての「あり方(=ビジョン)」を決める

あるいは、

議論するといったことが重要になってくるように思われます。


ここで、

一つ面白い現象が起こるようです。

理念やビジョンと言ったものを明確にすると

離れていくと従業員がいるということ。


個人でもそうですが、「あり方」を明確にすると、

必ず起きてくる現象のようにも思います。


この話に少し関連するので、

ご紹介させて頂きますと

あるベンチャー企業の経営者の方から

昨日のメルマガに対して大変興味深いコメントを頂きました。

経営者と従業員のギャップを埋める過程で、

(少し飛躍しますが、)

「コミットしていない従業員は
 軌道修正についてこれず、
 退職していく。」

「結果として人材を選別する
 「踏み絵」のような機能を果たしている。」

というようなお話でした。


これは本当にそのように思います。

理念やビジョンというものに従い、

大きな軌道修正が生じた時に初めて

これら(理念やビジョン)が顕在化してきて、

それに付いて行けない人は、

離れていくというような流れなのかも知れません。


いずれにしても、

理念やビジョンを明確にすると見えてくるものがある

というお話でした。


(まとめ)

■経営者と従業員のギャップを埋めるためには
理念やビジョンといったものをどれだけ共有できているか
ということが大事になってくるように思う。

■そうだとすると
理念やビジョンを経営者と従業員が一緒に作成する
あるいは、議論すると言ったことが重要になってくる
のではないか。

■理念やビジョンを明確にすると
それに付いて行けない従業員は自ずと離れていく。
これはこれで悪い事ではなく
結果としてお互いにとって良いことではないか。