公認会計士高橋正哉の実践ブログ

企業のビジョン達成を社外CFOの立場から実現する一方で、独立会計士又は上場企業の社外役員として自らも経営の一旦を担う筆者が、会計・財務の専門分野に限らず、日々の活動から、企業経営や自己成長のヒントとなるような事項・想いを素直に、ありのままに、お伝えすることを目的として綴っているブログです。

2014年09月

今日は、

同志社大学の田口聡志教授のゼミ生(会計系)の皆さんを対象に

実務家としてお話させて頂きました。

7月は1回生の学生さん向けに色々とお話させて頂きましたが、

今回は、2回生~4回生が対象。より社会人に近い年代です。

前回と同様、あるいは、それ以上に真剣に聞いて下さって、

私自身も大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。


田口先生のゼミ生は志の高い学生さんが多いですね。

今後のご活躍が本当に楽しみです。


ちなみに、

・公認会計士の魅力
・学生と社会人の違い
・学生生活の過ごし方
・成長するためには?
・出る杭になるためには?

などのテーマで、

田口先生と私のセッションを中心に、

ゼミ生の皆さんにも一部のテーマで色々とディスカッションして頂きました。


前回もそうでしたが、

田口先生のリードが素晴らしいので、

グルーブを奏でているような感覚になります。

田口先生、及びゼミ生の皆様、ありがとうございました!!

不安と恐怖。

この感情は次のステップに行こうとしているからこそ

生まれてくる、かけがえのない感情であって

決して負の感情ではない。


今はそのように捉えています。


昔から高みを目指す気持ちはあって

それを行動に移して現在に至るわけですが、

不安と恐怖に押しつぶされそうになりながらの歩みでした。


本当は怖くて怖くてしょうがないのに、必死に「怖くないフリ」をしながら。

つまり、

感情にメッキを貼っていたんですね。

完全にメッキの貼り方を間違っていました。

それでも良く進んできたなと我ながら思います。


その時は

不安と恐怖の先に新しい未来があるということを知りませんでした。

成功か失敗、その二つに一つが待ち受けていると思っていました。


今は、

そんなものどうでもいいのではないか、

次のステップに行こうとする、その主体性こそが大事なのではないかと

少しづつ思えるようになってきました。


勝負どころではもちろんメッキを貼らないといけませんが、

感情にメッキを貼る必要はないのでしょう。


さ〜、そろそろ不安と恐怖を楽しんでみましょうか。


(まとめ)

不安と恐怖は、次のステップに行こうとすると湧き上がってくる、かけがえのない感情である。

勝負どころではメッキを貼ることは必要だが、感情にメッキを貼る必要はない。

不安と恐怖を楽しんでみる。


【メルマガより抜粋】

沢山の利害関係者がいるようなプロジェクトの中で仕事をしている


本当に色々な意見が出てくるものです。


これは、

各人(各組織)がそれぞれの立場をとっているからですが、

これらの意見の全てに純粋に耳を傾けていると

収集がつかなくなってしまいます。


このような時、大事だと思うのが、

各人(各組織)が発する意見の背景を汲み取ること


つまり、

各人が発する意見の表面的な内容だけで判断するのではなく、

その方(組織)の立場や環境といった背後にある状況(背景)を理解することで

その発言の真意がわかるというもの。


真意が分かれば、振り回されることも少なくなります。


従って、

(失礼に当たらないように慎重に言葉を選びながらも)

相手の方が置かれている環境や立場を理解するよう努力するようにしたいものです。


(まとめ)

様々な利害関係者が関与しているプロジェクトでは様々な意見が出るものである。

各人(各組織)が置かれている環境や立場といった背後にある状況(背景)を理解することで発言の真意が初めて理解できる。

各人(各組織)が置かれている環境や立場を理解するよう努力することが重要である。


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【メルマガより抜粋】

前回まで、


不正に関して、

対岸の火事ではなく、意外と身近なものであること

また、

業界の常識は世間の非常識であること

お伝え致しました。


本日はあと一つだけお伝えしたいことがあります。


それは

「矩(のり)を超えない」ということ


身近な例でいくと

出張旅費を実費精算ではなく定額精算している会社があったとします。

その場合、安めのホテルや交通経路を探して出張し、

多少お金を浮かせるということは周りでも良く聞く話です。

(最近は実費精算の会社が多いと思いますが)

これが不正に該当するかというと、

そうではないと思います。


しかし、

これがどんどんエスカレートして

出張してもいないのに出張したことを装い(カラ出張)、

出張旅費と偽って精算していたとしたらどうでしょうか。


これは明らかに不正な行為ですよね。


どこかの議員がカラ出張していて弁明していたニュースは記憶に新しいですが

この議員も最初からカラ出張しまくっていたわけではなく、

どんどんエスカレートしていった結果ではないかと思われるのです


つまり、

どこかの時点で

「矩(のり)を超えてしまった」

と言うことなのでしょう。


この議員を擁護するつもりは全くありませんが、

良識を保つ人とこの議員の違いは、

矩(のり)を超えてしまったか否か、

ということだけ。

これが大きく異なる結果を生むのだと思います。


(まとめ)

不正は、矩(のり)を超えてしまった結果である。

良識を保つ人と不正を犯す人との違いは、矩(のり)を超えるか否かだけ。


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【メルマガより抜粋】

不正は対岸の火事ではないにおいて

新聞やニュースで取沙汰される不正は氷山の一角であり、

意外と身近なものであって、対岸の火事ではない。

そして、

いずれの不正も最初は

小さく小さく小さく小さく始まることを

お伝え致しました。


明るくないテーマですが、本日も少しだけお付き合い頂けると幸いです。


不正(資産横領)の発生要因に関しては、

不正のトライアングル(動機、機会、正当化)というフレームワークで整理できるとされています。

それぞれの内容に関して例示すると

■動機
・売上を上げることに関する過度なプレッシャーが存在している
・人事評価項目の大半が個人の業績に連動している
・過去、人事評価で降格した経験がある
・プライベートなことで急遽まとまったお金が必要になった

■機会
・資金管理を一人で行っている。
・権限のある人が不正しており、チェックが働かない構造である
・長い間、同じ業務を担当しており、新しい目で見られることがない
・内部監査や外部監査でもほとんどチェックされることがない。

■正当化
・業界的に当たり前だし、皆がやっているから、という正当化の理由がある。
これだけ業績UPに対するプレッシャーがきついのだからやむを得ない、という正当化の理由がある。
・これくらい業績に貢献しているのだから少しくらい良いだろう、という正当化の理由がある。

といった辺りになるかと思います。


特に、

注目頂きたいのは「正当化」の個所。


前回もこの辺りについて少し触れさせて頂きましたが、

これが最もやっかいで「根が深い」と個人的には考えています。


業界的に当たり前だし、少しくらい良いだろう・・・
皆がやっているので、ま~良いか・・・

といった思考がとても危険。


少しでも思い当たる節があるのなら、

襟を正す

少し立ち止まって、

自分の心に問い掛けてみる

ということが、

一線を越えるか否かの最も重要なキーワードではないかと思うのですね。


業界の常識は世間の非常識。

私自身も肝に銘じてやっていきたいと思います。

また、明日。


(まとめ)

不正が発生する要因は、不正のトライアングル(動機、機会、正当化)で整理できる。

この中で「正当化」が最も根が深いのではないかと考えている。

業界の常識は世間の非常識、という意識を持って、襟を正すということが大事ではないか。


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【メルマガより抜粋】

本日は「不正」に関して。


決して明るいテーマではないですし、自分には関係ないと思いがちですが、

実際に起きた現場に立ち会ったことがあるものの意見としては、

「意外と身近」、「紙一重」の世界ではないかというもの。


だからこそお伝えしたいことがあります。


突然、自分の大切な家族が難病にかかり生死の境目にいるような状況で、

3日後に3,000万円用意しないといけないとなったら、どうするか?


何が何でもお金を集めようとするのではないでしょうか。

自分が会社のお金を管理できる立場にあったら、

「あとで穴埋めするから一時的に借りてしまおう」

ということが頭をよぎっても、おかしくありません。


私ならよぎります。


そういう意味で我々の生活の中でも100%起こらないと断言することは出来ないのではないか。

対岸の火事ではない。

そのように思うわけです。



前置きが長くなりましたが、

不正という言葉が新聞やニュースで流れない日はありませんね。

それだけ不正な出来事が横行しているわけですが、


ここで認識しておいた方が良いのは、

新聞やニュースで取り上げられる不正に関する事件は、氷山の一角に過ぎないということ。

仕事柄、

企業内での資産横領に関する場面に遭遇することがありますが、

新聞沙汰にまでなるようなことはほとんどありませんでした。


私の感覚では、

10個に1個、いや100個に1個も表面化していないのではないかと思います。

もちろん被害額が小さいからとか、社会的影響が小さいから、という理由で、

表面化しなかったということもあるでしょう。


しかしながら、

共通している点は、いずれののケースでも

最初は、

小さく小さく小さく小さく始まる

ということです。


「これくらいなら良いか~」

「皆がやっているから良いか~」

「あれだけ成果を出しているのだから少しくらい良いだろう~」

「そもそも無理難題を言われているのだから、これくらいはやって当然だろ~。」

これが、最初のきっかけです。


長くなってきたので、続きは明日にさせて頂きます。


(まとめ)

不正は意外と身近な存在であり、対岸の火事ではないというのが率直な印象。

新聞やニュースで取沙汰されている不正は、氷山の一角である。

いずれのケースにおいても、最初は、小さく小さく小さく小さく、始まるものである。 


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