■財務デューデリや企業価値評価
それから、会計監査などの場面で

「第三者」が使用する分析手法として、

同業他社分析というものがあります。

分析手法というほどのものでは
ないかも知れませんが、

ベンチマークすることにより、

会社の状況を客観的に見れる

という利点があるので重宝されるものです。


■また、

「当事者」の立場でもほとんどのケースで、

同業他社との比較が行われるのではないかと思います。

こちらも、

「第三者」の立場と同様に、
自社の状況を客観的に見れますし、

同業他社を分析することにより、
自社の強み(立ち位置)を深堀りできる

といった利点もあるわけです。


■ただし、忘れてはならないのが、

同業他社との比較には弊害もあるということ。

例えば、

同業他社の利益率が目標になっていると、

その枠内でしか物事を見ることができないので、

更なる高収益企業になるための可能性を
断絶することにも繋がりかねないわけです。

従って、

過去より今、今より未来、

というように、

常に過去の状態を上回るという努力を
続けることが何よりも大事ではないか

と思ったりします。


■これは、

個人においても似たようなことが言えます。

周りとの比較は、

▼自分の基準を上げる

▼モチベーションのアップ

をもたらすこともありますが、

一方で、

▼無意味な焦り

や、時には、

▼無意味な優越感

なんてものも生じさせることがあります。


■従って、

「優先すべき」比較対象は周囲ではなく、

 常に過去の自分である。

ということを忘れてはならないでしょう。

繰り返しますが、

比較対象は、あくまでも、

「周り」ではなく「過去の自分」

これは、

常に自分との闘い

と言い替えても良いと思います。

今日はこの辺で。


(まとめ)
■同業他社分析は
自社の状況を客観的に見るという意味で
有効なものと位置づけられている。

■一方で、
その枠内でしか物事を見れないという
弊害も生じさせうる。

■個人でも同じで、
優先すべき比較対象は過去の自分であり、
周囲ではないことを肝に銘じておくべき。

■そのように考えると、
やはり「常に自分との闘い」なのである。