公認会計士高橋正哉の実践ブログ

企業のビジョン達成を社外CFOの立場から実現する一方で、独立会計士又は上場企業の社外役員として自らも経営の一旦を担う筆者が、会計・財務の専門分野に限らず、日々の活動から、企業経営や自己成長のヒントとなるような事項・想いを素直に、ありのままに、お伝えすることを目的として綴っているブログです。

2015年05月


■独立してから特に

 コンサルティングを受けたり、
 無形のサービスを受けたり、

 ということが多くなってきました。

 そこで感じるのは、

 サービスを提供する側の覚悟や真剣度によって
 サービスを受ける側の満足度は大きく変わる

 ということ。

 一言で言えば、

 「逃げないか」

 ということかも知れません。


■このようなことを
 感じるようになってからは、

 より一層、

 自分がサービス提供サイドに立った場合の
 気持ちの入り具合に敏感になってきました。

 身の引き締まる思い、とは
 まさしくこのようなことを言うのでしょう。

 今もこのメルマガを書きながら、

 「書いたからには、
  ど真剣に取り組む」

 しかないという状況に自分を追い込んでいます。


■もちろん、
 知識や経験は大事ですし、

 ある一定ラインの成果を
 クライアント様に出して頂くだけの実力も必要です。

 しかし、

 それと顧客の満足度というのは、
 必ずしも紐づくものではないようにも思われます。


■人間は感情の生き物です。

 成果が出ていたとしても
 不快な感情を抱くような対応をしていれば顧客は遠のいていきます

 感情レベルでは不満を抱くことになるわけです。

 ここが難しいところです。


■私自身の個人的な見解ですが、

 お客さまは「こいつ逃げないか」
 ということを最終的に見ているように思います。

 ここには、

 もはや金額の多寡もあまり関係がなく
 単にコミットしているか、ということに尽きる

 そんな風に感じたりもします。


■全身全霊をかけて向き合う姿勢が
 顧客の満足度に大きな影響を与えて行動を促すことにも繋がります

 このような「正の循環」が回り始めることが理想。

 いつの時代も手抜きはだめです。

 本日は
 より自戒を込めて書かせて頂きました。


(まとめ)
■感情レベルで不満があれば、
 それは顧客満足を満たしたことにはならない。

■顧客は知識や経験よりも
 意外と相手の真剣度を見ていたりするもので、
 最終的に「こいつ逃げないか」ということが
 満足度と大きく関係してくるようにも思う。

■つまるところ、
 全身全霊をかけて相手の成果にコミットし、
 取り組む姿勢というものが最も大事なのではないか。
 


■無意識の思考パターンは、

 強みにもなるし、弱みにもなる。

 最近、

 そのようなことを考えています。


■ストレングス・ファインダーでの私の才能は

 1、責任感
 2、共感性
 3、自我
 4、内省
 5、アレンジ

 の5つと出ています。

 これらは、

 無意識のうちに自分がとっている思考パターンであり、
 性格上の「クセ」と考えるのが適切です。


■ここで、

 敢えて「強み」などの表現ではなく
 性格上の「クセ」と書いたのは、

 ともすれば、
 この5つの無意識の思考パターンは、

 冒頭でも記載しましたとおり、

 「強み」にもなるし
 「弱み」にもなりうるから、であります。


■例えば、

 「責任感」という才能は
 一旦引き受けるとなればトコトンやろうとしますが、

 最後までやり切れない可能性がある場合には、
 保守的な意識決定(引き受けない)を行ってしまう

 といった特徴があるようです。


■一般的に

 責任感があるということは、とても良いことでしょう。

 しかし、捉えようによっては、

 前者の場合、
 やり過ぎて体を壊すリスクがありますし、

 後者の場合、
 過度に保守的になり、自分の枠に収まってしまう

 というデメリットがあります。

 また、

 部下や上司などが責任感のない仕事をしていると
 それを許せないという感情が強く出るようです。


■つまり、

 何を申し上げたいのかと言うと、

 自分の性格上の「クセ」は強みにも弱みにもなるので、

 これらの内容を

 「自覚」

 したうえで、
 自分の「クセ」と向き合いましょう、というお話。


■繰り返しになりますが、

 ポイントは「自覚」しているか?

 ということ。

 無意識的に行う思考パターンですから、
 変えようとしない方が得策であり、

 これは、
 私の経験からも断言できます。

 無理やり変えようとしたら、本当に苦しいですからね。


■そのうえで(自覚したうえで)

 自分の性格上のクセ(無意識の思考パターン)を
 強みに変えるためにはどうすれば良いのか、

 この問いを自分の中で
 持ち続けておくことが大切だと思います。

 もし、

 ストレングスファインダーをされていないのなら、
 一度、実施されてみて、

 ご自身の
 性格上の「クセ」を「自覚」されることをお勧めいたします。

 以上、

 アンソニーロビンズから直接指導を受けられている
 木村元子さんとのお話の中での学びでした。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■ストレングスファインダー
 で出てくる5つの才能というのは、
 強みにも弱みにもなるものと考えている。

■この5つは、
 無意識の思考パターンであるので、
 これを「自覚」していなければ、
 知らないうちに弱みになっていることがある。

■従って、
 まずは自分の無意識の思考パターンを知り、
 次にそれを「自覚」したうえで、
 じゃ~、これを強みとするにはどのような投資が必要か
 という問いを回し続けるのが良いであろう。
 


■本日の中村仁さんの
 セミナーに参加させて頂き

 最も印象に残ったのは、

 「社長の仕事はマーケティングである」

 というもの。

 この言葉は、

 ダイレクト・レスポンス・マーケティングで
 有名なダン・ケネディの言葉だそうです。


■私自身は
 社員の方を抱えているわけではありません。

 しかし、

 独立して事業を行っているという意味では、
 一応「社長」という立場ではあります。

 正直に申し上げますと、

 本格的に独立して3ヵ月は全く仕事がなく、
 キャッシュ・イン・フローがなくなるとは

 こんなに恐ろしいことなのか・・・

 と心の底から思ったものです。


■社長という立場を経験することによって、

 マーケティングの重要性

 というものを肌で感じるようになりました。

 だからこそ、
 私自身もそれなりの時間とお金を費やしているわけです。


■マーケティングや営業ということに関しては、

 今も現在進行形で試行錯誤していますし、
 今後も試行錯誤し続けることになると思います。

 それでも、

 「社長の仕事はマーケティングである」

 というところに立ち返れば、
 当然のことと考えることができます。


■また、

 自分自身が当事者の立場で
 マーケティングや営業というものをするようになって、

 お客さまの苦労を
 腹の底から理解できるようにもなりました。

 そういう意味では、
 もっと苦労しても良いのかなと思います。


■というわけで、

 一日どれだけ
 マーケティングに時間を割いているか?

 という質問を
 毎日、自分の中で回し続けて、

 あらかじめ、
 そのための時間を毎日天引きしておく

 というスタンスが良いかも知れませんね。

 むしろそうあるべきなのでしょう。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
 社長の仕事はマーケティングであり、
 それ以外にはない、
 と言っても過言ではないかも知れない。
 この言葉を回し続けることで、
 マーケティングに対する意識を変えていきたい。 


■本日、お声がけ頂いた、


 とあるベンチャー企業の経営陣の方から
 (私にとって)嬉しいお言葉を頂戴しました。

 詳細は伏せますが、

 「経験の多寡ではなく、
  誠実性で判断している」

 とのお言葉。


■私自身は誠実でありたいと思っていますし、
 そのように接するように心掛けてはいますが、

 もともとが、

 できた人間、なんてことは全くありませんので、

 「誠実」ということに関して、

 意識的有能と無能の世界をいったりきたりしています。

 それでも、

 誠実という言葉を意識にのせて、
 日々過ごしていれば、多少なりとも

 自分が成りたい姿(⇒誠実な人間)に近付ける

 と考えています。


■実は、

 私自身も困っていることに関して
 どなたかに相談させて頂く際には、

 経験の多寡よりも、
 誠実性や本気度で判断させて頂くようにしています。

 この点に関しては、
 人それぞれご意見や程度の差はあろうかとは思いますが、

 「誠実性や本気度」

 が顧客の購買判断に占める割合は思っている以上に大きい

 というのが、私の感覚です。


■自分が商品を購入する側や
 サービスを受ける側に立てば分かります。

 特に無形のサービスを、
 提供するようなビジネスの場合には、

 成果が見えにくい分、
 (その分、波及効果も大きいのですが・・・)

 誠実性や本気度、
 といったところが拠り所になってくる

 そんな風にも思います。


■というわけで、

 私自身、誠実、かつ、ど真剣に
 目の前のことに取り組むように決意を新たにしました。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■購買判断において大切な要素が、
 相手側の誠実性や本気度である。

■購入サイドの立場を経験すれば分かるが、
 思っている以上にこれらの要素は大きいもの。

■誠実、かつ、ど真剣に取り組んでいきたい。


■本日は、

 昨年上場された鳥貴族の大倉社長

 と

 昨今、話題急上昇中の
 株式会社鯖やの右田社長

 の創業から現在に至るまでのお話を拝聴し、
 学びが非常に多くありました。


■最も印象に残ったのは、

 いずれも、

 平坦な道のりではなく、
 何度かの倒産の危機を乗り越えて、

 ここまで来られたという事実。


■当時の売上や通帳残高など
 お金の部分まで開示されておられ、

 リアリティたっぷりなお話でした。

 特に、

 経営危機の乗り越え方や信念といったところは
 多いに参考にしたいものです。


■例えば、

 鳥貴族の大倉社長は、

 いつも枕元に「村さ来」の創業者の本を置き、
 売上が悪かった日にはこれを読んで、

 萎える心を奮い立たせていたそうです。

 それから、

 自室の天井に「目標 外食産業 日本一」と貼り、
 俺は絶対に成功する!と念じていたと言います。


■その他、

 ▼社員の幸福を考え、世襲はしない
 ▼魂を乗せられる業態か
 ▼単一業態か(特化しているか)
 ▼自分を信じ続ける
 ▼根拠なき自信を持つ
 ▼創業時から志を高く持ち続けた
 ▼資金繰りのために車売却、生命保険解約
 ▼リスケを断固しない理由

 など、

 刺さる言葉がいくつかありました。


■おそらく一対多でのお話ですから、

 言えない事も多く、
 もっとたくさんの苦労をなされたことは容易に想像できます。

 多くの失敗を重ね、
 最後まであきらめずにやり続けた結果、奇跡が起きた

 そんな話もありました。


■事業をやる、やらない、に関係なく

 危機というものは(程度の差こそあれ)
 誰にでも訪れるものです。

 その際、

 最も大切になってくるのは、

 「自分を信じる力」

 この辺りがやはり肝ですね。

 改めて
 大事な事に気付かせてくれました。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■成功されている方に共通しているのは、
 いくどかの経営危機を乗り越えているということ。

■乗り越え方は人ぞれぞれかも知れないが、
 少なくとも必要なのは「自分を信じる力」。

■這い上がるか、落ちるかは紙一重であり、
 これを決めるのは、その想いの強さではないか。
 

■本日でメルマガも250号まで来ました。

 昨年の9月からほぼ日刊で配信してきたわけですが、

 このメルマガを書くという行為が、

 モチベーションの維持に相当な効果を発揮している

 そんな風に思います。


■仕事が詰まっている時、
 家族旅行の時、
 それから、飲んで帰ってきた時、

 はたまた、
 年末年始、祝日、土日であっても関係なく、

 配信し続けていると、

 モチベーションを完全には切らすことなく、
 一定の巡航速度を保てている。

 そのように感じるわけです。


■人間ですから、
 調子の良い時、悪い時は必ずあります。

 調子の良い時は
 ほっておいても勝手に進んでいきますが、

 調子の悪い時に
 どれだけの巡航速度が保てるか。

 長い目で見ると、
 これが、じわりじわりと効いてくるように思います。


■例えば、

 長距離を走る(マラソンする)ようなケースを
 思い出してみましょう。

 体力的に限界まで来ており、
 今のペースをこれ以上、保てないとします。

 ここで、とりうる選択肢は2つ。

 腰を掛けて本格的に休憩するか、

 あるいは、

 ペースを落としても良いから走り続けるか


■皆さんも経験されたことがあると思いますが、
 一度でも本格的に休憩してしまうと、

 次に走り始める際に相当なエネルギーが必要となります。

 要するに、

 ペースを落としてでも良いから走り続ける方が、

 ゴールに到達するまでに
 消費するエネルギーの総量は小さく、

 そのうえ
 トータルで考えても早くゴールできるのではないか。

 そのように思うわけです。


■だからこそ、

 しんどい時(調子が悪い時に)に
 どれだけ巡航速度が保てるか、について、

 私自身、凄く気を遣っていますし、

 様々な仕組みや衆人環境を利用して
 ガチガチに包囲網を固めるようにしています。

 でなければ、
 休憩したい気持ちに負けてしまいます。

 凡人代表の私は少なくともそうです。

 モチベーションを完全に切らすことなく
 巡航速度を保てるよう、

 このメルマガも
 桁が変わるまで続けて参りたいと思います。


(まとめ)
■調子の悪い時にどれだけの巡航速度が保てるか
 これを意識しているのと、していないのとでは、
 長期スパンで見た場合の結果が大きく変わってくる。

■今のペースを保てなくなった場合には、
 本格的に休憩するのではなくペースを落とすのが肝要。

■なぜなら、次に走り始める際の、
 エネルギーは相当な量が必要になるためである。

■だからこそ、
 巡航速度を保つための仕組みや環境が重要であり、
 これを意図的に用意していかなければならない。


■先日、
 「ザ・ゴール」のコミック版を読みました。

 550ページもある本家の「ザ・ゴール」は
 もうかれこれ7~8年ほど本棚の定位置を占拠しており、

 その間、

 2~3回程度は読破を試みましたが、
 いずれも途中で挫折したように記憶しています。

 そもそも、

 本の内容が何も残っていないのですから、
 全く読んでいないに等しい、

 と言って良いでしょう(泣)


■ということで、今回、
 コミック版を読んだわけですが、

 7~8年越しに、ようやく概要を掴むことが出来ました。

 私のように、

 本家の「ザ・ゴール」を挫折された方には、
 このコミック版がお勧めです。

 ものの数時間で読了できます。


■さてさて、

 せっかくですから、
 コミック版の中で印象に残った個所に少し触れたいと思います。

 ザ・ゴールでは、
 全体最適のマネジメント理論をテーマの中心としていますが、

 全体最適をマネジメントするには

 ステップ1
 制約(ボトルネック)を見つける

 ステップ2
 制約をどう徹底活用するかを決める

 ステップ3
 他のすべてをステップ2の決定に従わせる

 ステップ4
 制約の能力を高める

 ステップ5
 ここまでのステップで制約が解消したらステップ1に戻る

 という5つのステップを
 繰り返し繰り返し行うことである

 と説明されています。


■ザ・ゴールでは、

 この全体最適のマネジメント理論を
 工場での生産にフォーカスして書かれていますが、

 これは工場生産だけではなく、
 企業全体、個人のビジネスやキャリア、

 はたまた人生を考える際にも使える考え方だと思います。


■いくら誰にも負けない強みがあっても、
 それを打ち消すくらいの制約(ボトルネック)があれば、

 それは解消しなければなりません。

 このことを
 本の中では鎖の強度を使って説明しています。

 つまり、

 鎖の中で最も弱い輪が鎖「全体」の強度を決めていて、
 他の輪がいくら頑丈でも鎖は引きちぎられてしまいます。

 全体最適のポイントはここにあります。


■自社(自分)のボトルネックはどこにあるか。

 これを深く考え、

 そして、解消できた暁には、
 急激な成長曲線を描くこともありうるのではないでしょうか。

 もちろん、

 ボトルネックの解消は永遠に続きますが。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■ザ・ゴールのコミック版はとても読みやすく
 全体最適のマネジメント理論の概略を掴むには最適。

■全体最適は
 制約(ボトルネック)にフォーカスして、
 5つのステップを繰り返すことで達成される
 と述べられている。

■これは(工場生産の話だけではなく)
 企業、個人、仕事、人生を問わず、
 必ず考えておくことが必要なものではないか。
 

↑このページのトップヘ