公認会計士高橋正哉の実践ブログ

企業のビジョン達成を社外CFOの立場から実現する一方で、独立会計士又は上場企業の社外役員として自らも経営の一旦を担う筆者が、会計・財務の専門分野に限らず、日々の活動から、企業経営や自己成長のヒントとなるような事項・想いを素直に、ありのままに、お伝えすることを目的として綴っているブログです。

カテゴリ: 書評


■私は、今から11年ほど前、


会計士試験に何とか合格して、

監査法人に就職することになりました。

監査法人に就職すると、

新入社員研修は、たしか1~2週間程度だけで、

すぐ監査の現場に出て行くことになります。

最初は、

はっきり言ってわけが分かりませんし、

お客様は何十年も経理をやってきたプロの方々ばかりです。

いくら、

勉強して試験に合格したと言っても、

所詮、座学。

実務の世界でどのように使えば良いかなんて、

さっぱり分かりません。


■それでも、

「最初の3年が勝負やぞ」

と先輩方に言われていたので、

見よう見まねで必死にやってきました。

しかし、

どこか地に足がつかないようなフワフワした感じ

があったのです。

それは、

「会計士でありながら
 会計の大切さ」

を心から感じていなかったから。

そんな状態で、

少なくとも1~2年は過ごしたと思います。


■そんなある時、

一つの本に出会いました。

それが、

京セラの稲盛さんの著書である

「稲盛和夫の実学」

これを読んだ時、

自分の求めていたものはこれだ!!!!!

と思いました。

稲盛さん自身が、

京セラを経営していく中で、

築き上げてきた

「骨太、かつ、シンプルな
 会計の本質」

が書かれています。

それ以来、

初心を忘れそうになると、

必ず読み返すようにしています。


■実務の世界で生きていると、

綺麗ごとだけで終わる話ばかりではありません。

「これが実務の世界だ!」

と言われて、

何も言い返せかった経験も一度や二度ではありません。

そんな実務の世界を

真正面からぶった切っているのが、

「稲盛和夫の実学」


■初めて会計で心が震えた本でした。

テクニックに走っても何も実態は変わらないのです。

むしろ、状況を悪くすることさえあります。

多少の化粧は許される、なんていうのもない。

単純にかっこ悪い。


■「そんなんじゃ生きていけないよ」

と言われても守りたいものがあります。


今日はこの辺で。


(まとめ)
■会計士になって1年~2年は
会計の大事さなんてものは全く分からず、
常にフワフワした感じで仕事をしていた。

■そんな時に出会ったのが「稲盛和夫の実学」。
骨太、かつ、シンプルに会計の本質を述べており、
初めて会計で心が震えた瞬間であった。

■実務の世界では、
綺麗ごとでは済まない話が実に多いが、
この骨太かつシンプルな本質をどれだけ貫けるか
これが自分の中では闘いであり挑戦でもある。
 

久々に食い入るように読んだ本。

とんび
重松清
角川文庫
2008年9月(文庫本2011年10月)


魂が震えました。
心が洗われました。

(BOOKデータべースより)
昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

「子供の悲しさを呑み込み、子供の寂しさを呑み込む、海になれ」

一生賭けて挑戦しようと思う。
 


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見一郎 古賀史健

2013/12/13

多くの方々が推薦している本。

非常に深い内容でどこまで自分の腹に落ちているか疑問なところもありますが、「目から鱗」な発見が多数ありました。


特に私の心に突き刺さったのは、(ほんの一部ですが・・・)


承認欲求を否定する
他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。

課題の分離を行う
われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。

縦の関係ではなく横の関係を構築する

もしもあなたが誰かひとりでも縦の関係を築いているとしたら、あなたは自分でもきづかないうちに、あらゆる対人関係を「縦」でとらえているのです。

上司の指示に従った結果、その仕事が失敗に終わったとしましょう。これは誰の責任でしょうか?……あなたには断る余地もあるのだし、もっといい方法を提案する余地もあったはずです。あなたはただ、そこにまつわる
対人関係の軋轢を避けるために、そして責任を回避するために「断る余地がない」と思っているのですし、縦の関係に従属しているのです。


「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ
過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣にいきていたら、そんな言葉など出てこない。「いま、ここ」にスポットライトを当てるというのは、いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくということです。


自分のOSとすべく、定期的に読み返すべき本の一つとなりました。

お勧めです。

 


成功者の告白~5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語~
神田昌典
2006.9.21

私がサラリーマン時代に悩んでいた時にたまたま手にし、電車の中で人目もはばからず、食い入るように読んだ本。今でもあの時の衝撃は忘れられません。

成功している(ように見える)ビジネスマンや組織が成長過程で抱える問題点の本質を見事に突いており、家庭で起きる問題点にもフォーカスして書かれています。

決して本好きでとは言えない妻にも半ば強制的に読んでもらいました。

お勧めです。



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