公認会計士高橋正哉の実践ブログ

企業のビジョン達成を社外CFOの立場から実現する一方で、独立会計士又は上場企業の社外役員として自らも経営の一旦を担う筆者が、会計・財務の専門分野に限らず、日々の活動から、企業経営や自己成長のヒントとなるような事項・想いを素直に、ありのままに、お伝えすることを目的として綴っているブログです。

カテゴリ: 経営観


■本日の中村仁さんの
 セミナーに参加させて頂き

 最も印象に残ったのは、

 「社長の仕事はマーケティングである」

 というもの。

 この言葉は、

 ダイレクト・レスポンス・マーケティングで
 有名なダン・ケネディの言葉だそうです。


■私自身は
 社員の方を抱えているわけではありません。

 しかし、

 独立して事業を行っているという意味では、
 一応「社長」という立場ではあります。

 正直に申し上げますと、

 本格的に独立して3ヵ月は全く仕事がなく、
 キャッシュ・イン・フローがなくなるとは

 こんなに恐ろしいことなのか・・・

 と心の底から思ったものです。


■社長という立場を経験することによって、

 マーケティングの重要性

 というものを肌で感じるようになりました。

 だからこそ、
 私自身もそれなりの時間とお金を費やしているわけです。


■マーケティングや営業ということに関しては、

 今も現在進行形で試行錯誤していますし、
 今後も試行錯誤し続けることになると思います。

 それでも、

 「社長の仕事はマーケティングである」

 というところに立ち返れば、
 当然のことと考えることができます。


■また、

 自分自身が当事者の立場で
 マーケティングや営業というものをするようになって、

 お客さまの苦労を
 腹の底から理解できるようにもなりました。

 そういう意味では、
 もっと苦労しても良いのかなと思います。


■というわけで、

 一日どれだけ
 マーケティングに時間を割いているか?

 という質問を
 毎日、自分の中で回し続けて、

 あらかじめ、
 そのための時間を毎日天引きしておく

 というスタンスが良いかも知れませんね。

 むしろそうあるべきなのでしょう。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
 社長の仕事はマーケティングであり、
 それ以外にはない、
 と言っても過言ではないかも知れない。
 この言葉を回し続けることで、
 マーケティングに対する意識を変えていきたい。 


■本日は、

 昨年上場された鳥貴族の大倉社長

 と

 昨今、話題急上昇中の
 株式会社鯖やの右田社長

 の創業から現在に至るまでのお話を拝聴し、
 学びが非常に多くありました。


■最も印象に残ったのは、

 いずれも、

 平坦な道のりではなく、
 何度かの倒産の危機を乗り越えて、

 ここまで来られたという事実。


■当時の売上や通帳残高など
 お金の部分まで開示されておられ、

 リアリティたっぷりなお話でした。

 特に、

 経営危機の乗り越え方や信念といったところは
 多いに参考にしたいものです。


■例えば、

 鳥貴族の大倉社長は、

 いつも枕元に「村さ来」の創業者の本を置き、
 売上が悪かった日にはこれを読んで、

 萎える心を奮い立たせていたそうです。

 それから、

 自室の天井に「目標 外食産業 日本一」と貼り、
 俺は絶対に成功する!と念じていたと言います。


■その他、

 ▼社員の幸福を考え、世襲はしない
 ▼魂を乗せられる業態か
 ▼単一業態か(特化しているか)
 ▼自分を信じ続ける
 ▼根拠なき自信を持つ
 ▼創業時から志を高く持ち続けた
 ▼資金繰りのために車売却、生命保険解約
 ▼リスケを断固しない理由

 など、

 刺さる言葉がいくつかありました。


■おそらく一対多でのお話ですから、

 言えない事も多く、
 もっとたくさんの苦労をなされたことは容易に想像できます。

 多くの失敗を重ね、
 最後まであきらめずにやり続けた結果、奇跡が起きた

 そんな話もありました。


■事業をやる、やらない、に関係なく

 危機というものは(程度の差こそあれ)
 誰にでも訪れるものです。

 その際、

 最も大切になってくるのは、

 「自分を信じる力」

 この辺りがやはり肝ですね。

 改めて
 大事な事に気付かせてくれました。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■成功されている方に共通しているのは、
 いくどかの経営危機を乗り越えているということ。

■乗り越え方は人ぞれぞれかも知れないが、
 少なくとも必要なのは「自分を信じる力」。

■這い上がるか、落ちるかは紙一重であり、
 これを決めるのは、その想いの強さではないか。
 


■先日、
 「ザ・ゴール」のコミック版を読みました。

 550ページもある本家の「ザ・ゴール」は
 もうかれこれ7~8年ほど本棚の定位置を占拠しており、

 その間、

 2~3回程度は読破を試みましたが、
 いずれも途中で挫折したように記憶しています。

 そもそも、

 本の内容が何も残っていないのですから、
 全く読んでいないに等しい、

 と言って良いでしょう(泣)


■ということで、今回、
 コミック版を読んだわけですが、

 7~8年越しに、ようやく概要を掴むことが出来ました。

 私のように、

 本家の「ザ・ゴール」を挫折された方には、
 このコミック版がお勧めです。

 ものの数時間で読了できます。


■さてさて、

 せっかくですから、
 コミック版の中で印象に残った個所に少し触れたいと思います。

 ザ・ゴールでは、
 全体最適のマネジメント理論をテーマの中心としていますが、

 全体最適をマネジメントするには

 ステップ1
 制約(ボトルネック)を見つける

 ステップ2
 制約をどう徹底活用するかを決める

 ステップ3
 他のすべてをステップ2の決定に従わせる

 ステップ4
 制約の能力を高める

 ステップ5
 ここまでのステップで制約が解消したらステップ1に戻る

 という5つのステップを
 繰り返し繰り返し行うことである

 と説明されています。


■ザ・ゴールでは、

 この全体最適のマネジメント理論を
 工場での生産にフォーカスして書かれていますが、

 これは工場生産だけではなく、
 企業全体、個人のビジネスやキャリア、

 はたまた人生を考える際にも使える考え方だと思います。


■いくら誰にも負けない強みがあっても、
 それを打ち消すくらいの制約(ボトルネック)があれば、

 それは解消しなければなりません。

 このことを
 本の中では鎖の強度を使って説明しています。

 つまり、

 鎖の中で最も弱い輪が鎖「全体」の強度を決めていて、
 他の輪がいくら頑丈でも鎖は引きちぎられてしまいます。

 全体最適のポイントはここにあります。


■自社(自分)のボトルネックはどこにあるか。

 これを深く考え、

 そして、解消できた暁には、
 急激な成長曲線を描くこともありうるのではないでしょうか。

 もちろん、

 ボトルネックの解消は永遠に続きますが。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■ザ・ゴールのコミック版はとても読みやすく
 全体最適のマネジメント理論の概略を掴むには最適。

■全体最適は
 制約(ボトルネック)にフォーカスして、
 5つのステップを繰り返すことで達成される
 と述べられている。

■これは(工場生産の話だけではなく)
 企業、個人、仕事、人生を問わず、
 必ず考えておくことが必要なものではないか。
 


■ランナーズハイ

 という言葉は皆さんも
 お聞きになったことがあると思います。

 //////////////////////

 ランナーズハイとは、
 マラソンなどで長期時間走り続けると、
 気分が高揚してくる作用を言います。

 //////////////////////
 (以上、Wikipediaより)


■マラソンは長らくしていませんが、
 小学校の時は長距離走が得意な子供でしたので、

 ランナーズハイについて、
 一応は体感しているつもりです。


■走り出しは、
 体も軽く足がどんどんと前に進む感覚がありますが、

 しばらくすると、
 呼吸が荒くなり、足取りも重くなっていきます。

 そして、この不快な状況を耐えに耐えて、

 これを無事乗り越えることが出来れば、
 気分も高揚し出し、なぜか足取りも軽くなってきます。


■私は「走る事」に関しては、
 全くのど素人ではありますが、

 「不快な状況を耐えに耐えれば」

 その先に「快」が待ち受けていることを
 (少ない経験の中でも)知っているので、

 この先、いつか走る事があったとしても、
 何とか頑張れるような、そんな気がするわけです。


■実は、

 この「不快」⇒「快」というプロセスを体感した経験がある

 というのがポイントであり

 これは、

 一種の「成功体験」のようなもの

 だと言えるのではないかと思います。


■何を申し上げたいかというと、

 ランナーズハイに類似した現象は
 他分野でも大いに起こっていると思うわけです。

 つまり、

 ビジネスでも勉強でも
 何でもそうだと思いますが、

 「不快」⇒「快」

 の均衡点というものが必ず存在するはずであり、

 その均衡点に近付けば近付くほど不快度は高まります。


■それに耐えきれずに、
 元の状態に戻ってしまい、

 今までの苦労が水の泡、

 なんてことは
 誰しも一度や二度、経験したことがあるでしょう。


■しかし、これって

 とてももったいないことです。

 不快から快への均衡点に近付くほど、
 不快度が高まるということを知っていれば、

 むしろ、

 「夜明けは近い」

 と考えて、

 不快を楽しむくらいでも良いわけですからね。


■というわけで、

 ぜひぜひ不快を楽しみましょう!

 (変態ではないですよ。^^;)


(まとめ)
■マラソンなどで走り続けていると
 苦しみから高揚感に変わるタイミング、
 いわゆるランナーズハイというものがある。

■ランナーズハイは、
 不快→快の均衡点を超えるということでもあるが、
 これは勉強やビジネスにおいても同じではないか。

■均衡点に近付けば近付くほど不快度MAXになる。
 ここで元に戻らないようにしなければならないし、
 むしろ、不快度の高まりは、
 喜ぶべき状況でもあると考えた方がよいであろう。 

■普段、

 私たちが常識と考えている
 ことは常識ではない

 ここにビジネスにおける
 一つのヒントが潜んでいるように思います。


■例えば、

 品質とコストの関係。

 通常、

 品質を上げるためにはコストがかかる

 言い換えれば、

 品質とコストは比例関係にある

 というのが世間一般的な考え方と言ってよいでしょう。

 確かにそのようなことを
 私自身、幾度となく体験してきましたし、

 油断すると、

 「無意識に」そのように考えている節もあります。


■しかし、

 これは一種のパラダイムと考えた方が良さそうです。

 京セラの稲盛さんが
 JAL再建の中で貫いていた考え方があります。

 それが、

 「安全とコスト削減は
  トレードオフではない」

 というもの。

 先日、この話を知ったのですが、
 すごく感じるものがありました。


■私たちは、多くの事象に対して、

 「無意識にトレードオフ思考」

 で考えてしまっていることが多いように思います。

 Aを得るためにはBを犠牲にしないといけない

 という考え方は
 そこら中にころがっています。

 これは、

 一種の思考停止の状態と言っても良いかも知れません。

 AとBの両方を得る、
 そのためにはどうすれば良いか

 これを出発点として考えていくことが大事。


■どんな思考を出発点としているかで
 結果は大きく変わってきます。

 ほんのちょっとの(思考の)違いが
 とてつもなく大きな違いを生むことになります。

 こんなことを改めて考えていました。

 参考になりましたら。


(まとめ)
■品質を高めるためにはコストがかかる
 というのが世間一般の常識であるが、
 稲盛さんがJAL再建時に貫いていた考え方は
 品質とコスト削減はトレードオフにはないというもの。

■油断すると、
 無意識にトレードオフ思考で考えてしまう節があるが、
 これは一種の思考停止を招くものと考えた方が良い。

■どのような思考を出発点としているかで
 結果は大きく変わる、これを肝に銘じておきたい。


■複数の人が集まる場で
 物事を進めるような場合、

 重要となるのが、

 共通言語の存在、です。

 共通言語があれば、
 コミュニケーションが円滑に進みます。


■私自身
 いくつかの場に所属していますが、

 共通言語を持っていると
 物事の決まるスピードが早い

 そのように感じています。

 また、

 何かイベントを開催する時でも
 パートナーシップを組んで仕事する時でも

 共通言語を持っていれば、
 場の力が大きくなりやすいと感じています。


■例えば、

 短期視点より長期視点
 アプリよりOS
 ノウハウよりマインド
 考えるより行動
 シンプル最強(複雑にするな)
 やり方よりあり方
 自利利他
 Me目線、You目線
 ワクワクすることか
 楽しむ
 目の前のことに集中する
 信頼関係が大切
 相手に配慮する
 慮る気持ち

 などなど。


■しかし、

 共通言語を持つとは、
 その言語の背景まで含めて価値観を共有している

 ということであり、

 そこまで行かないとなかなか効果を発揮しませんが、
 価値観まで共有するのは簡単ではありません。

 時間もかかるし、

 人生観に関わることであれば、
 いくら時間を掛けても共有できないということもあります。


■そうなると、

 時間が掛からず
 人生観にも関わらないような

 シンプルな共通言語はあれば・・・

 ということになりますが、

 一つ考えられるのは「数字」でしょう。

 数字が社内の共有言語になっている
 企業で業績の悪い企業を見たことがないように思いますし、

 数字は世界中どこでも通じる
 唯一無二の共通言語でもあります。


■理念や価値観の共有は
 物凄く大事なことではありますが、

 まずは

 数字、を共通言語として持っておく

 ということも意識されてはいかがでしょうか。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■組織など多くの人が集まる場所では
 共通言語を持つことは必須と言ってよいであろう。

■共通言語を持っていると
 コミュニケーションが円滑に進み、
 物事の進むスピードも早い。

■しかし、
 共通言語を持つということは
 その背景にある価値観まで共有している
 ということであり、簡単なことではない。

■そのように考えると
 まずは「数字」という共通言語を持っておくと
 良いのではないか。
 


■「決める」

 ということの重要性について

 改めて感じています。

 どんどんと成果を出している人と
 なかなか成果を出せない人

 何が違うのかと言えば、

 この「決める」という要素が
 一つの大きな要因になっているように思われます。


■今日は疲れたから明日にしよう
 忙しいから今度にしよう
 自分の中で結論が出ないから今度また考えよう

 などと、あれこれ先延ばししているうちに、

 結局、何も進んでおらず、
 気持ちだけがモヤモヤしている

 といったことは、
 誰もが少なからずあるのではないでしょうか。


■私ももちろん先延ばししたい願望に駆られます。

 しかし、

 決めるか、決めないかという

 「ほんのちょっとの違い」

 が積もり重なって大きな違いになってくるようです。


■何が正解か、なんて誰も分かりやしません。

 あの意思決定がどうだったのか?

 なんてことは、

 冷静に振り返ってみれば分かりますが、
 多くの場合、間違っていたとは思わないはず。

 仮に間違っていたと思うのであれば、
 それは解釈が間違っている、と考えた方が良いでしょう。


■何を申し上げたいかと申しますと、

 「とにかく決める」
 「分からなくても仮決めする」

 それが、
 思考を次のステップに押し上げしてくれます。

 「どうしよう?」

 から

 「どうすれば良いか?」

 この思考のステップアップが、
 行動(成果)のスピードを早める手助けをしてくれます。

 予測できない結果に
 フォーカスしている場合ではないということ。


■ほんのちょっとの違いです。

 しかし、

 ほんのちょっとの違いが大きな差となって表れます。

 今一度、棚上げになっている
 決めていないこと、に目を向けてみてはいかがでしょうか。

 私も、

 予測しえない未来にフォーカスするのではなく、
 「決める」ことに意識を集中して参りたいと思います。

 今日はこの辺で。


(まとめ)
■決めるか、決めないかは、
 ほんのちょっとの違いであるが、
 積もり重なってくると
 やがて大きな差となって表れてくるもの。

■決めることによって、
 どうしよう?から、どうすれば良いか?
 という形で思考のステップアップが起こり、
 行動スピードが早まるのである。

■決めない、理由というのは
 いくらでも出てくるものであるが、
 決めるか、決めないかは、
 天と地との差があるということを肝に銘じておく。
 

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